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西田 雄彦; 滝塚 貴和; 高田 弘; 廣田 耕一*; 鈴置 善郎*
Proc. of 2nd Int. Conf. on Accelerator-Driven Transmutation Technologies and Applications, 2, p.210 - 216, 1996/06
陽子加速器を利用した2つの超半減期核種の消滅処理プラント概念を提案する。一つは固体ターゲットを用い、もう一つは溶融塩ターゲットを用いたシステムである。これらの概念は原研が創案し、マイナアクチノイドを含む燃料から成る未臨界体系炉心に対して、硬スペクトル・高フラックスの中性子により効率よく消滅処理を可能とするものでる。工学的成立性の見通しを得るため、システム構成、原子炉構造の基本計画、遮蔽概念、熱輸送系概念、燃料交換システム概念等について検討した。原子炉構造概念はターゲット及び炉心燃料集合体構成を基にプラントエンジニアリングの観点から陽子ビームを上部入射方式とし、交換も考慮してビーム窓概念、ターゲット廻り構造概念等を策定した。併せて、ビームライン及び炉廻りの必要遮蔽厚さを策定した。さらに、熱輸送系の概念検討を行い、800MWtのプラント概念を構築した。
北村 正晴*; 篠原 慶邦
JAERI-M 5131, 53 Pages, 1973/02
最適解の検索過程に偶然性をとり入れた統計的検索法が原子炉システムのような複雑なシステムの最適化のためにどの程度有効であるかを調べるために、典型的な最適化問題であるサマリウム毒作用問題、ゼノン毒作用問題、その他の問題に本方法を応用した。統計的検索法として4種類のアルゴリズムを用い、それぞれの特性について調べた。また確定論的方法との比較を行なった。その結果、統計的検索法が複雑な多変数システムの最適化のための一般的方法としてきわめて有望であることが明らかになった。統計的検索法の効率の評価やアルゴリズムの改善すべき方向などについても述べている。
久保田 龍三郎*; 谷 明洋*; 島川 佳郎*; 久保 重信; 岡野 靖
no journal, ,
事故事象要因の分析手法(Objective Provision Tree: OPT)を用いて、ナトリウム冷却高速炉の炉心損傷防止及び格納機能確保に対するチャレンジ要因とそれのメカニズム、及び設計制約条件を検討した。また、その結果を踏まえてJSFRの重要事象を選定した。
谷 明洋*; 島川 佳郎*; 久保 重信; 岡野 靖
no journal, ,
第4世代ナトリウム冷却高速炉(SFR)の安全設計クライテリア(SDC)および関連する安全アプローチの考え方を踏まえ、系統別の安全設計ガイドライン構築を進めるにあたり、SDCからの展開方針と軽水炉との比較を踏まえた第4世代SFRとして重要となると考えられる論点について報告を行う。